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フットボールと音と映像がスイングする世界をうごめく所


by pivote-21

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ランカスター地方にて

ランカスター地方にて_c0178114_16345788.jpg

背番号にまつわる物語


で、写真はオランダのファンタジスタ「デニス・ベルカンプ」。

フットボールの世界において背番号っていうのはもともとはキーパーから順番に123・・・、だったり選手のアルファベット順につけたりしてた。
しかし近年では、背番号というのにも意味があるようになってきた。
例えばちょっと昔からのポジション別の背番号を考えるなら、442の場合

             FW 9        FW 11

                   MF 10

             MF 8        MF 7

                   MF 6
       DF 3                     DF 2

             DF 4        DF 5

                   GK 1

とまあ、こんな感じで決められてきたように思えます。

まず、1番というのはキーパーにつけるというのが普通で、フィールドプレイヤーが1番をつけてプレーしてたらおかしいように感じますね。しかしいつかのアルゼンチン代表で、アルディレスという今は名将と名高い監督の現役時代の背番号は1番だった、しかし彼はボランチでフィールドプレイヤー、そうその頃は背番号を名簿順でつけていたので彼はAなので1番になった。また付け加えてキーパーは2~11の番号をつけてプレーしたら違和感がある。最近のセリエAのチームの選手でキエーボのルパテッリという選手はキーパーで10番をつけていた。う~~ん、僕はこの考えには賛同できないなあ、セリエAについてはまたあとで言います。

2番は右サイドバックかセンターバックのイメージが強い。MFでもいいんだけどなんか違う気がする。ブラジルのカフーが右サイドですごかったからそのイメージ。

3番は左サイドバックかセンターバック。2番と同様にMFではないような気がします。やっぱロベカルやマルディーニのような左サイドバックで素晴らしい選手がいたからそのイメージ。

4番はセンターバックかMFの下がり目。4番というのはスペインで大きな意味を持ってます。日本で言うボランチのことをスペインではピヴォテといいます。チームの心臓部分をこうよび、DFからのパスをもらって一番にゲームを組み立てることができる重要なポジション。たしかキーパーと2人のセンターバック、そしてディフェンシブミッドフィルダーで構成されるダイアモンドの形の一番前4番目のポジションという意味で4番だったと思います。ペップ・グラウディオラをはじめ、チャビ、シャビ・アロンソ、セスク・ファブレガス、という名高いピヴォテたちがいまもスペインの伝統を支えてるこのピヴォテのポジションが4番である。

5番はセンターバックかMFですね。実はスペインでのボランチが4番のようにアルゼンチンのボランチは5番とされてます。過去にレトンドというアルゼンチンのエレガントなボランチがいた。かれこそ理想の5番とされている。組み立てるのもそうだし、攻撃の芽をさらりと潰すのもこの5番の役目とされている。いまでいう、ガゴやバネガが理想のアルゼンチンの5番として期待されている。

6番はボランチの位置かな、それともサイドバック、センターバック、MF、どこでも良い感じ。
6番は昔、フランスのジョルカエフが好んでつけていた、しかし彼はFWでもファンタジスタだった。というように6番というのは不思議と大体フィットするように感じます。

7番はFW、MFですね。7番といえばオランダではウイング。そしてイングランドではエースナンバー、マンチェスター・ユナイテッドではレジェンドです。僕らからしたらカントナやベッカムやクリスティアーノ・ロナウドですね。イングランドはもとよりマンチェスター・ユナイテッドでは7番は大きな意味をもってますね、ジョージ・ベストというレジェンドから今にいたるスター選手の背番号は7番、これは絶対的な信頼、エースにしかできないプレーへの期待がこめられたナンバーだと思います。

8番はMFですね。ゲームをセントラルの位置から組み立てるポジションて感じです。最近のドイツの新しいミッドフィルダーの形、MFとしての技量はもちろんそれに加えての得点感覚の高さこれがバラックであり、それが8番と呼ばれるものである。

9番はやっぱFW。絶対的なエースストライカーです。これはゆるぎない背番号ですね。ほかはなんもいうことないです。

10番はMFから上もポジションです。というか10番は神聖なものです。日本でも海外においてもまあイングランド以外はチームで一番のプレイヤーがつける番号という考えがあると思います。イタリアにおけるファンタジスタというものロベルト・バッジョ、ゾラ、デル・ピエロ、トッティなどのナンバーは他の番号だったらあんまりしっくり来ない。そういう意味でも10番を背負う選手は信頼やら期待やらいろんなものがこめられてると思います。イングランドの10番手いうのはエースストライカーにつけられてる傾向があります。またローター・マテウスはDFのくせに10番をつけてました。

11番はどこでもいいような気がします。まあFWというのが無難なんでしょうが、ミハイロビッチなんかはDFで好んでつけてたし、なんか柔軟な番号です。

とまあ1~11までの番号についてでしたけども、最近のセリエAの背番号のつけ方はあんま好きじゃないです。自分の生まれた年の番号をつけてる。ロナウジーニョは1980年だから80番とか、また99番とか77番とか大きな番号もつけてるし、キーパーが10番だったりとかなんか駄目すね。背番号が持つ意味というのが崩壊してきてる気がする。背番号に憧れをもつというのはもう時代遅れなのかな。今はおもしろければいいっていうのか?

ちなみに私は21番が好きです。

これはまた次回の背番号12~99番までの回にて。

  
by pivote-21 | 2009-01-23 17:29 | football