フットボールと音と映像がスイングする世界をうごめく所
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靴をじーーっと見つめながら轟音ギターをかき鳴らそう、それはつまりシューゲイザー
というわけで、えらい本が発売になりましたよ。
シューゲイザー・ディスク・ガイドブック
ついに出ましたよ、こういうものが!!!!
もちろん即買いましたよ、中身の濃さったらあんたよう
my bloody valentine から始まったムーヴメントであるシューゲイザーと呼ばれるジャンル。
そういったシューゲーザーバンドと呼ばれる新旧のバンドのディスコグラフィー。
500枚を超えるCDレヴューが掲載されており、著者のこだわりや情熱が感じられる。
2008年フジロックでのmy bloody valentine奇跡の来日以降、徐々に起き始めたシューゲイザーブームが今ここで本当に爆発したように思える。
CDの紹介はもちろんのこと、シューゲイザーの歴史、サウンドの作り方、エフェクターやアンプなどの紹介、影響を受けたであろうルーツ的存在の作品など、シューゲイザーにかかわるありとあらゆるものが、一冊の本にまとまっており、至福の作品になっている。
デザインのセンスが感じられるな。
この書籍をきっかけにシューゲイザーという音楽が広がればいいなと思います。
まあ、こういった音楽がはやってしまうと駄目なんかなあと思う。
そしてこれも
fleeting joys / Despondent Transponder
米国の最強シューゲイザー夫婦の再発。
おくさんのウィスパーヴォイスとおとうさんのギターノイズの洪水がまさにマイブラの後継者といわれているのが分かる。このアルバムもたしかに「LOVELESS」的な、いや「LOVELESS」その2って感じ。
いやあ、まじでいいっす。視聴して速攻で買ってしまった。
やかましいノイズにポップなメロディーを乗っけるというシューゲイザーのスタイルが素晴らしいと思います。
改めてこのジャンルはサウンドを楽しみ、雰囲気を感じるものなのかと思いました。
これもシューゲイザーを少し感じる
vampillia / Sppears
こういうバンドが日本にいるっていうのは、素晴らしいことです。
10人くらいでブルータルなオーケストラを奏でる、ライブバンドではないか。
デス、ゲス、オペラなヴォーカルが絡み合い、美しい旋律を奏でるヴァイオリン、ピアノ。
さらにタイトなリズム隊、まあさすがBOREDOMSですね。
しかしながら、ライブパフォーマンスも魅力的だし、サウンドもいろいろやっておもろい、だがこういうバンドは日本では売れない、どうしたものかね。まあ、売れたらいかんのかとも思う。
彼らのサウンドは一つの劇を見てるようで、シンフォニックで華やかな雰囲気さえも感じる。
と思いきや、メタル的な攻撃的な音をオーディエンスにぶちまける、さらにノイジーな音さえも。
これから音源を多数リリースするらしいので、興味深いです。
ということで、やはりシューゲイザーは天空だ
by pivote-21
| 2010-04-02 01:23
| Música