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フットボールと音と映像がスイングする世界をうごめく所


by pivote-21

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振り下ろす太刀が一つの答えを世界に魅せた


歓喜の渦にいます。

信じてよかった。

勝ち方うんぬん、勝利という結果をたたき出したことにBEATされました。

カメルーンを見事に粉砕した日本代表にまずは拍手を日本から贈りたい。


スタートは本田をトップに置くフォーメーション。
私がイメージしたのは、かつてヨーロッパ中にセンセーショナルを与えたローマのゼロトップシステム。
トッティを前線に、両サイドがドンドン中に入ったり、外に張ったり、セントラルミッドフィルダーがドンドンあがってくるという戦術。そしてトッティが自由に前線を動き回るという形。
日本代表の南アフリカワールドカップの完成形の答えがこれなのかと思いました。

さて、
前半、開始15分くらいまでどちらのチームもがちがちで硬かったように思えた。
その呪縛から解けたのが、まずカメルーンだろう。前半の序盤はカメルーンが日本ゴール付近までボールを運べた回数は多かった。
がしかし、上手い形でゴールに近づけたことはなかった。シュートさえも打たせなかった。
対して、日本もフィニッシュをシュートで終われなくとも、松井、本田を軸に右サイドから崩せていた。
そして再三、松井、駒野のシンプルなクロスでチャンスを演出していた。
カメルーンディフェンスにそのクロスというイメージを植えつけさせた結果、松井の単純なクロスのキックフェイントからワンドリブルで、どフリーで左足のクロスで本田にどんぴしゃのクロス、そしてゴール。
一からつみあげ構築された素晴らしいゴールだった。
これまでの強化試合のストレスを一気に取り払った値千金のゴールだった。
前半の印象として、やはり松井のドリブル、テクニック、パスは効果的だと感じた。また本田の前線でのタメ、キープ力、パワーはかなり相手に手ごわさを与えることができたと思う。
さらにセンターバックの中澤、トゥーリオ、長谷部、遠藤、阿部の中盤から下の攻防は安心してみていられたほど安定したものだった。高い位置でボールを奪い、前線へつなげていたと思う。
ヘディングでも負けていなかった。
ただカメルーンが本調子ではないのか?と思うくらいイージーなミスも目立ったせいで、日本がイメージどおりにボールを奪回できたのではないかと思う。


後半、
前半の1点のリードで後半に折り返せたが、日本は守備を最優先に考える戦術でいくのではないかと感じた。
序盤はそうでもなかったが、相手の交代選手が次々に入ってくることで、日本の選手は失点を恐れ、時間とともにラインを下げ始めた。両サイドバックもほとんどに守備に回り、ヒヤヒヤする場面が増えた。
ペナルティエリア付近でラインを保つことにより、相手のフィードや展開で、またオウンゴールを犯してしまいそうなほど日本ディフェンダーがゴール前に集まりすぎた。
守備も大事だがこういうときこそ、さらに点を取るためにラインの押し上げを推進するべきではないか、今回はカメルーンがロングボールを入れ続けるシンプルなプレーをするだけだったのだが、もしこれが次のオランダのようにサイドからガンガン崩されたら、またオウンゴールという展開になってしまう。
しかし、後半になっても本田は体力が落ちるようなことも無く、プレスをかけたりキープしたり、シュートもまあ1・2本打てていたので、やはり彼の活躍は日本の勝利を生んだ。

とにかく初戦を勝つことがもたらす結果はでかい、勝ち点3はでかい、僕たちの日本代表はすごいことをやってのけたことはお解かりだろうね

後半に入ってから、次のゲームへの課題も見えてきたので、そういうところを話し合って修正していくと戦えるチームになってくるのではないか。
あとは交代する選手のタイミングと人選だね。今回のベンチワークは50点でした。
左サイドに入った人はちょっと微妙でした。


とにかく今夜は勝利の美酒に酔いしれよう、そして明日からはオランダ戦に向けての準備をしよう。
振り下ろす太刀が一つの答えを世界に魅せた_c0178114_2432977.jpg

by pivote-21 | 2010-06-15 02:43 | football